計算機設定記録

パソコンの設定やトラブルシューティング

カシオミニの修理

 主人がカシオミニの懸賞に外れ半年が過ぎました。 http://casio.jp/dentaku/sp/casiomini40th/
 わ、わしはホンモノのカシオミニがいじりたいんじゃーっということで念願の初代カシオミニを入手。表示はおかしいものの動作はしている。調べると7セグメントのEL、ショートしているらしく1の表示が7に見える。またチャタリングがひどくてまともに数字の入力ができない。
 チャタリングは経年によるスイッチ接点の酸化が原因だし、表示がおかしいのは落としたりして蛍光管の足がショートしかかっているのだろうと予測し、サンハヤトの接点ブライトと接点復活王ポリコールキングを手配した。どちらとも通販にて共立エレショップまたはマルツで入手可能。

 ボディの左右側面にある黒いネジ×2を外すと上カバーが外れる。

 蛍光管は単管×6個。マイナビのインタビュー記事にあった写真では蛍光管の頭が樹脂で固定してあったがこれはなかった。

 左側から4番めの蛍光管を指でグリグリしたら表示が直った。

 基板は二段重ね。片面基板。

 スイッチは0〜9と記号で分かれている。

 スイッチ部品は四隅のネジ×4で外せる。枠の中にシリンダーみたいに挿入されており、青い薄いプラ部品でバネを均等に押すようにしてある。

 そのスイッチ部分。金属板を螺旋状にくりぬいてバネにしてある。受け側はなんとメッキ線。これが酸化しているようだ。

 接点ブライトを塗って数分放置→綿棒で拭き取る、を5回ぐらい実施。その後で水を染み込ませた綿棒で拭き取り、接点復活王を塗布。予算がなければコンタクトZでも可。知らない人は検索しよう。


 復活!

 インタビュー記事。
カシオミニ開発者に聞く - カシオミニのLSI設計と古今不変の開発者精神 (3) 何ヶ月も祈りながら待ち続けたサンプルLSI | マイナビニュース